2005-10-12 ◆自動変速スクーター市場の競争熾烈化 【ニューデリー】インド二輪車市場においてモーターサイクルに次ぐ、2番目の規模を有する自動変速スクーター市場では、新参者の参入と既存プレーヤーの新製品投入に伴い、今後熾烈な競争が生じるものと見られる。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月6日報じたところによると、自動変速スクーター市場参入を目指すHero Honda Motors Ltd(HHML)は、最近102ccの“Pleasure”をお披露目した。アナリストによると、HHMLの市場参入は、自動変速スクーター市場の約50%のシェアを握るHonda Motorcycles and Scooter India(HMSI)にさしたる脅威を及ぼさないものと見られる。これはHMSIが既に強固な足場を築いている上、自動変速スクーター市場そのものが急成長しているため。HMSIのActivaの昨年の販売台数は45万967台と、スクーター国内市場の半ばを占めた。 これに対してHHMLが市場に浸透し、それ自身の足場を築くには特別なオファーを行う必要があると見られるが、HHMLは11月にスクーター新モデルの価格を発表する。 自動変速スクーターの販売に関する公式のデータは存在しないが、業界筋は昨年の販売台数が前年比20%前後の成長を遂げたと見ている。こうした点から自動変速スクーターは3~5年内に二輪車市場全体の25~30%を占めるものと見られる。 TVSやBajaj、そしてKineticと言った既存プレーヤーも新モデルを投入し、急成長する同カテゴリーのシェア拡大を図っており、Yamahaも市場参入の最終段階の調査を進めているようだ。