2005-10-12 ◆ONGC、年内に石炭ガス化試験計画2件に着手 【コルカタ】国営石油ガス探査開発会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は今年末までにタミールナド州とアンドラプラデシュ州で石炭ガス化(coal gasification)パイロット・プロジェクトに着手する。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月9日伝えたところによると、既に公共部門企業Neyveli Lignite Corporation (NLC)とタミールナド州で石炭地下ガス化(UCG:underground coal gasification)プロジェクトを手掛ける覚書を交換したONGCは、インド最古参の石炭公共企業Singareni Colleries Company Ltd(SCCL)と同様の覚書を結ぶ準備を進めている。アンドラプラデシュ州政府と中央政府の合弁に成るSCCLは、アンドラプラデシュ州内に69の炭坑(全て稼働)を経営、石炭国内生産全体の10%に貢献している。ONGCは石炭の地下ガス化技術に関してはロシアのStochinsky Instituteの支援を得るが、地表の石炭をガス化(SCG:surface coal gasification)する技術に関してRoyal Shellと商談を進めている。ONGC筋によると、関係プロジェクトは早期着工(fast track)方式により進める。UCG方式とSCG方式のパイロット・プロジェクト・サイトは何れも未定だが、コストは数百クロー(US$4600万-1億)と見積もられる。 消息筋によると、ONGCは当初Coal India Ltdと合弁で、Bharat Coking Coal Ltd管理下のJharia炭坑地帯における石炭地下ガス化パイロット事業を計画したが、今では東部地区では専ら炭層メタン・プロジェクトを手掛けることに方針を転換したと言う。