2005-10-14 ◆地元小型家電ブランド、多国籍ブランドに攻勢 【ニューデリー】インドの2500クロー(US$5.74億)の小型家電製品市場では、Phillipsのような現地化した外国ブランドやKenstar、Bajaj等の地元ブランドの攻勢によりTefal、Black & Decker、Braunと言ったプレミアム多国籍ブランドが閉め出される形勢が生じている。 エコノミック・タイムズが10月11日報じたところによると、地元消費者に対する理解と低価格が地元ブランドを風上に立たせているようだ。業界筋によると、現在インドで販売されている小型家電製品が何れも中国を供給源にしていることは周知のことだが、中国に様々なグレードの製造業者が存在することはあまり知られていない。KenstarのRB Garg副社長(マーケッティング)は、「低コストで手に入れた中国製品をプレミアム価格で販売するなら競争には勝てない」と指摘した。 業界筋によると、中国プレーヤーは当初インド市場への直接進出を試みたが、独自の流通網やブランド・エクイティーの構築には、時間と労力、そして少なからぬ投資を必要とすることから、今では純粋なサプライヤーの役割を演じている。 インドの小型家電市場は昨年40%の落ち込みをみたものの、平均10~12%の成長を遂げている。組織市場と中国製品に代表される闇市場が、2500クローの市場全体の各1200クロー(US$2.76億)を占め、プレミアム輸入品が残り100クロー(US$2297万)の市場を形成している。 中国製品は、スチーム・アイロン、トースター、卓上扇風機、ヘア・ドライア、電気カミソリ等の回転の速い品目を支配しているが、ドライ・アイロン、天井据え付け扇風機、ミキサー・グラインダー等のカテゴリーでは地元製品の信頼性が評価されていると言う。