2005-10-14 ◆亜鉛、1ヶ月半で1150ルピー値上がり 【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbaiの非鉄金属市場における亜鉛地金(Zinc slab)の1キンタル(quintal)当たり価格は、亜鉛メッキ鋼製造業界の旺盛な需要に支えられ、過去1ヶ月半の間に1150ルピー上昇、9050ルピーに達した。 ビジネス・スタンダードが10月13日報じたところによると、世界的に亜鉛メッキ鋼業界が亜鉛需要の67%を占めている。亜鉛メッキ鋼は、ビル、橋梁、空港、スタジアムの建設等、インフラ事業に広く用いられる。 ロンドン金属取引所(LME)における10月11日の亜鉛スポット価格は、米国のハリケーン被害に伴う供給不足も手伝ってトン当たり1484米ドルと、125米ドル上昇した。 アナリストによると、インドの国内価格は国際価格に密接にリンクしている。ベルギーのUmicore SAの年産25万トンの亜鉛精錬施設では、先週木曜に労働者のストライキが発生しており、ストライキが続けば、国際価格は一層上昇する見通しだ。 インド最大の亜鉛メーカー、Hindustan Zincの年産能力は57万5000トン、2番手Binani Zincのそれは3万3000トン。需要の増加に供給が追いつかない状況から亜鉛地金は今後一層値上がりするものと予想される。亜鉛の国内需要は2003-04年35万トン、2004-05年40万トンとなっており、向こう5年間に12~15%の伸びが見込まれている。