2005-10-21 ◆Posco、依然鉄鉱石の輸出許可獲得目指す 【ニューデリー】韓国の鉄鋼会社Pohang Steel Company (Posco)は、オリッサ州における1200万トン鉄鋼プロジェクトの一環として採掘した鉄鉱石の一部を依然輸出する計画で、引き続き州政府と交渉を進めている。 インディアン・エクスプレスが10月19日伝えたところによると、Posco IndiaのTae-Hyun Jeong副MD(インド・プロジェクト主任)は同紙に以上の方針を語った。同氏によると、オリッサ州の鉄鉱石は高濃度のアルミナを含んでいるため、高炉の原料には向いていない。同社はこのため輸出する鉱石と同量の良質な鉄鉱石を輸入し、輸入鉄鉱石と国産鉄鉱石をブレンドして用いる。いずれにしても鉄鉱石は鉄鋼生産コストの20%を占めるに過ぎないと言う。 オリッサ州政府はPoscoと交換した覚書の中で鉄鉱石年間生産量の30%を輸出することを認めているが、オリッサ州の野党勢力はこれに反対しており、国民会議派のSonia Gandhi総裁を長とする全国諮問委員会(National Advisory Council)さえも覚書の同条項に懸念を表明している。加えてジャールカンド州政府が世界最大の鉄鋼会社Mittal Steelと取り交わしたメガ鉄鋼プロジェクト覚書の中で、譬えブレンディング目的にしろ鉄鉱石の輸出を認めなかったことから、オリッサ州政府がPoscoに対し鉄鉱石の輸出を認めることは益々困難になっている。