2005-10-21 ◆KMML、来年半ばまでに年産能力を50%アップ 【コーチ】ケララ州Kollam県Chavara地区を拠点に同州で最も好収益を上げる公共企業Kerala Minerals and Metals Ltd (KMML)は来年半ば(2006/6/15)までに二酸化チタン顔料の年産能力を現在の4万トンから6万トンに拡張する。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月18日報じたところによると、KMMLのK.P. Rajendran重役(MD)は同紙に以上の計画を語った。KMMLは、拡張計画をスケジュール通り完成させ、ルチル(金紅石)グレード二酸化チタン顔料の世界的プレーヤーに成るため、全ての部門に実行中のプロジェクトを目標期日内に実現するよう指示しており、目標期日より早く完成する可能性も存在する。 原料サンドの供給が不足する中で、選鉱プラントへのサンドのスムースな投入を図るため、外国製の表層浚渫(surface dredging)用サンドポンプ(sand pump)を据え付けた。これにより1日当たりローリー25~30台分の原料供給が可能になった。またこれまでに1万5000mtのサンドを浚渫できた。津波被害後の鉱業活動は徐々に復旧しつつあり、生産ロスも抑制された。 KMMLは当初年産4万8000トンのライセンスを取得したが、様々な原因からスタート時点の設備能力は2万2000トンにとどまった。しかし過去4~5年、デボトルネッキングと積み増し(incremental expansion)方式を通じて生産能力を増強、稼働率も高めて来た。KMMLは外部に頼らぬ独自技術の積み増し方式による拡張に60.17クロー(US$1382万)を投資した。こうした努力の結果、2005年には設備能力が4万トンに拡大した。来月1日からは新ルチル回収サーキット(rutile recovery circuit)が稼働するため、選鉱プラントにおける天然ルチル・サンドの生産量が約20%拡大、年産量は5万トンに達する。 KMMLは2004-05年に1万2001トンの二酸化チタンを輸出、化学品/関連製品輸出振興委員会(Capexil:Chemicals and Allied Export Promotion Council)から3年連続表彰を受けたと言う。