2005-10-24 ◆外国機関投資家、ルピー相場の下降懸念 【ムンバイ】ルピーの値下がりが外国投資家に不安を生じさせており、これらの投資家は投資収益の浸食を回避するため、インドに対するエクスポージャーを縮小させている。 エコノミック・タイムズが10月20日伝えたところによると、先週水曜にはボンベイ証券取引所(BSE)における外国機関投資家(FII:foreign institutional investor)の売りが加速、株式指数は151ポイント下降し、7971で引けた。またルピーの対米ドル相場は、1米ドル=45.18ルピーと、前日に比べ0.2%下降、5月28日以来の最大の下げ幅になった。 インド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)によると、昨今のインド証券市場の活況を支えた外国ポートフォリオ投資家は、火曜に224クロー(US$4956万)の株を処分、9月に4647クロー(US$10億2810万)の買い越しが記録されたのとは対照的に、10月に入って以来の売り越しは1231クロー(US$2億7235万)に達した。 DSP Merrill LynchのAndrew Holland副社長によると、外国機関投資家は最近の株式市場ブームで利益を回収しており、向こう数日間利食いの売りが続くものと見られる。また金利上昇で、流動性も枯渇するものと見られる。こうしたことはアジアとラテン・アメリカ市場でも生じていると言う。