2005-10-26 ◆年初5ヶ月の外国直接投資20%アップ:蔵相 【デリー】今年初5ヶ月間(2005/4-8)に流入した外国直接投資(FDI)は、19億米ドルと、昨年同期比20%成長した。 エコノミック・タイムズが10月22日伝えたところによると、P Chidambaram蔵相はこのほど以上の数字を明らかにするとともに、「ルピー相場は安定を保ち、外資流入の拡大も持続する」と自信を表明した。 同相によると、カレンダー・イヤー2005年初以来のFDI流入額は昨年同期比14%増の25億7000万米ドルに達した。しかしインドに対するFDI流入額は、中国とは比べものにならず、中国は製造業、インフラ領域でインドに10年先行、銀行、ソフトウェア領域ではインドを急速に追い上げている。 中国は公共企業の政府持ち分売却を通じ2700億米ドルを調達、一般投資家にこれらの株の取引を認めた。こうした措置は所有権制度の劇的転換と言える。中国政府は、公共企業株の公開を通じて年金制度の不足補填を図っている。同様に年金制度の資金不足に直面するインドは中国を見習うことができる。公共部門に限らず民間部門も株式資本の大きな部分を公開すべきであると言う。蔵相は、また課税率の引き上げに頼らず、経済成長を促進する政府の姿勢を確認した。