2005-10-28 ◆ゴウダ元首相、MRTに代えモノレール敷設要求 【ニューデリー】カルナタカ州Bangaloreに大量高速輸送システム(MRTS:mass rapid transport system)に代え、モノレールを敷設すべきだと言うHD Deve Gowda元首相の要求は、中央政府に衝撃を与えたもようで、政府は経済閣僚委員会(Cabinet Committee on Economic Affairs)の席上、同問題を討議する見通しだ。 ビジネス・スタンダードが10月26日報じたところによると、ゴウダ元首相はモノレールは標準軌(standard gauge)のMRTSに比べ優れているとし、バンガロールのMRTSプロジェクトに見直しを求める書簡をManmohan Singh首相に送付した。 政府筋によると、政府は恐らく専門委員会を組織して33キロの大衆輸送システムに最適な技術を検討するものと見られる。しかしこれによりプロジェクトは一層遅延する見通しだ。今年3月に予定されていたプロジェクトの着工は、早くても2009年末か、2010年初に繰り延べられるものと予想される。プロジェクト・コストは当初の5000クロー(US$11.0619億)から6200クロー(US$13.7168億)に膨張している。中央政府が1800クロー(US$3.9823億)、州政府が1450クロー(US$3.0630億)を拠出、残りの3000クロー(US$6.6372億)は金融機関から調達される見通しだ。 プロジェクトの推進母体を務めるBangalore Mass Rapid Transit Ltd(BMRTL)は、「モノレールは投資回収率が低く、1キロ当たりのコストも120クロー(US$2655万)と、地下鉄の75クロー(US$1659万)を上回る高価なオプション」と評している。また地下鉄は毎時4万5000~5万人を輸送できるのに対し、モノレールは1万~1万2000人にとどまると言う。 この他、州政府は同プロジェクトを州法の管轄下に置くことを求めているのに対し、The Railwaysはそれ自身の管理下に置くことを欲している。またBMRTLは標準軌の採用を提案しているのに対し、The Railwaysは広軌の採用を求めている。中央政府は、これらの点に関しても裁定を下す必要があると言う。