1995-10-26 ◆<星>NEC、チップ製造にS$7千万追加投資 【シンガポール】NECは96年3月末締め年度にシンガポールにおけるチップ製造事業に50億円(S$7060万)を追加投資する。 NECの中島アジア太平洋地域広報担当課長によると、同投資は今年5月の見積もりを20億円上回っており、主に16MB(メガビット)のDRAM(ダイナミッック・ランダム・アクセス・メモリ)チップ検査施設の拡張に投じられる。これにより16MB-DRAMの月産量は現在の200万ユニットから350万ユニットに拡大される。シンガポール工場では4MB-DRAMも月間200万ユニット製造されている。 NECはまた新製品256MB-DRAMの製造施設をシンガポールまたはマレーシアに設ける可能性を研究している。今日NECセミコンダクター・シンガポールは市場の需要に応じる十分な製造能力を備えていないが、現時点で投資するとすれば、次世代の製品をターゲットとする必要がある。シンガポールで生産された製品の半分以上は米国に輸出され、同地のNECエレクトロニクスにより完成品に仕上げられる。 NECはまたマレーシアにおける投資額も70億円に、20億円ほど増額する。スラゴール州工場では目下、工業/消費用電子業界向けトランジスター及びリニア集積回路(IC)が製造されているが、今年末までに16MB-DRAMの製造もできるようになる。NECは中国/インドネシアにもウエハー工場とトランジスター/リニアIC工場をそれぞれ設けている。(ST,BT:10/25)