2005-11-14 ◆インド商用車メーカーと外国企業の合弁ラッシュ 【ムンバイ】ますます多くの地元商用車(CV:Commercial vehicle)メーカーが海外の自動車メーカーと提携する中で、遠からずインド進出を目指す多国籍CVメーカーは、どことも提携していない地元パートナーを見出すのが困難になるものと見られる。 インディアン・エクスプレスが11月12日伝えたところによると、軽商用車メーカーのBajaj Tempoは最近、ドイツのMan Trucksと、中大型商用車の製造合弁を組織、トラクター/多用途車大手Mahindra & Mahindra(M&M)はInternational Trucks and Engineering Corporation (ITEC)と、やはり中大型商用車製造で手を結んだ。Tata Motors Ltd(TML)は、スペイン企業Hispano Corpの21%権益を取得し、今後さらに持ち分を拡大する構えを見せている。Ashok Leyland Ltd(ALL)は、イタリア企業Ivecoと提携、後者のCV製品をインド市場に紹介する。 多国籍乗用車メーカーに比べ、海外商用車メーカーのインド進出は、インフラ問題も手伝ってこれまで遅々としていた。しかし、中央政府が道路やインフラ開発に力を入れる中で、世界のCVメーカーがインド市場に注目し始めた。 インドの輸送機器ビジネスはユニークで、インドの環境に合わせ調整したものだけが、その機能を発揮する。Ashok LeylandのR Seshasayee重役(MD)によると、海外のCVメーカーもこの点に気づき、地元製造業者と手を組み、インドの需要に応じたカスタマイズに力を入れるようになった。トラック・ドライバーから車両隊のオーナーに至るまで、地元のニーズに応じるには、地元メーカーとの提携が不可欠である。 ASK Raymond JamesのKalpesh Parekh上級アナリストは、「地元CV業界は過去数年、25~30%の成長を遂げており、このことも海外CVメーカーのインド進出ブームが生じた理由の1つ」と指摘した。