1995-10-26 ◆<星>来年は新世代CDが登場:フィリップス幹部 【シンガポール】今年末には業界全体のスタンダードが確立するため、これを受けて来年は新世代のコンパクト・ディスク(CD)が市場にお目見えする見通しだ。 フィリップスのFrans van Empel課長(マルチメディア担当プログラム・マネージャー)が24日に催された磁気/光学媒体製品関連の展示会兼セミナー“Replitech Asia”の会場で語ったところによれば、高密度CDの記憶容量は既存の670MB(メガバイト)CDを遥かに上回る片面4.7GB(ギガバイト)、両面9GBで、映画フィルム1本、もしくはベートベンの9シンフォニーを全て収録できる。新デジタル・ビデオ・ディスクは数週間内に、また高密度CD-ROMの業界スタンダードは数カ月以内に誕生する見通しだが、オーディオ及びゲーム・アプリケーションの仕様も設定される必要がある。高密度CDドライブ仕様のキー・ポイントは既存のCDを読み込めること。 しかし新世代CDが数%の市場シェアを占めるにはなお5年を要し、現在世界市場で1年間に販売される1億枚のCDの10%が2000年には新世代製品により取って代わられる見通しと言う。(ST:10/25)