1995-10-27 ◆<馬>金融引き締め効果で経済成長鈍化:MIER 【クアラルンプル】マレーシア経済研究所(MIER)は今年上半期に9.6%の成長を遂げた国内総生産(GDP)の通年の成長率を9%と予想するとともに、金融引き締め効果で来年の成長率は8.4%に鈍化するものと見ている。 MIERが25日発表した“1995年第3四半期経済見通し”によると民間消費の伸びは高金利政策の下、今年の9.5%から来年の8.4%に、民間投資の成長率は同16.9%から13.4%に、それぞれ鈍化、失業率は2.8%から2.7%に下降する見通しだ。商品輸出は力強い伸びを見ているものの、それを上回る輸入の拡大で、今年の貿易黒字は昨年に引き続き縮小するものと見られる。加えてサービス収支の赤字から、経常収支の赤字も更に拡大し、GDPの8.3%(名目)を占める見通しだ。来年は貿易収支の黒字拡大が見込めるものの、経常収支レベルでは依然としてGDPの7.5%に相当する赤字が予想される。このため来年も金融引き締めと慎重な財政政策が引き続き採用されると言う。(STAR:10/26)