2006-01-11 ◆三菱化学、西ベンガル州政府に出資率維持要請 【コルカタ】三菱化学(MCC)は、インド子会社MCC PTA India Corp Pvt Ltd (MCPI)の資本ベースを現在の1億2300万米ドルから拡張した後も西ベンガル州政府に5%の出資率を維持するよう要請した。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが1月10日報じたところによると、三菱化学の郷田庄太郎テレフタル酸事業部長は9日、西ベンガル州政府庁舎で記者会見し、3億7000万米ドルの拡張計画を発表するとともに、以上の消息を語った。それによると三菱化学はこの日、西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)会長も務める西ベンガル州政府のNirupam Sen商工部長に上記の要請を盛り込んだ書簡を手渡した。同会談にはBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣も同席した。拡張計画に伴いMCPIの資本ベースをどれほど拡大するかは、数ヶ月以内に決定する。 三菱化学の新国時生常務執行役員兼石化研究開発部門長によると、西ベンガル州HaldiaのMCPI工場に、3億7000万米ドルを投じ年産能力80万トンの高純度テレフタル酸(PTA:purified terepthalic acid)第2生産ラインを増設する。現在のPTA年産能力は47万トン。MCCはこれまでに3億8000万米ドルをMCPIに投資しており、これはインドにおける日本からの個別投資としては最大で、年産80万トンの新生産ラインが完成すると、MCPIは世界的にも最大級のPTA製造センターになる。 新生産ラインの建設工事は2006年半ばまでに開始され、2008年6月末までに完成される。 一方、Bhattacharjee首席大臣によると、インド中央政府はHaldiaにメガ化学ハブを設ける方針を決めたと言う。