2006-02-22 ◆シン首相、仏大統領とミタルのアセロー買収劇協議 【ニューデリー】世界最大の鉄鋼グループを率いる海外在住インド人、L.N. Mittal氏による世界第2の鉄鋼メーカー、Arcelorの買収劇を巡り、インドのManmohan Singh首相とインドを公式訪問したフランスのJacques Chirac大統領が20日意見を交換した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが2月21日伝えたところによると、シン首相はシラク大統領との共同記者会見の席上、アセロー問題が首脳会談で取り上げられたことを認めるとともに、公平・公正な決定がなされるよう希望すると語った。シラク大統領は、これに対して、「非欧州企業が欧州企業を買収することに反対しておらず、民族的偏見も存在しない」とし、取引に介入する考えのないことを明らかにした。しかしその一方で、「(Mittal氏のアセロー買収の企ては)事前のコンサルテーションを経ぬ敵対的買収であり、工業計画も存在しない」とし、買収の適法性が問題視されていることを改めて指摘した。