2006-03-10 ◆Lanxess ABS、年産能力を2万トン増強 【ムンバイ】Lanxess Deutschland GmbH(Bayer AGの化学/ポリマー部門が分離独立)のインド子会社で、インドABS(acrylonitrile-butadiene-styrene)市場をリードするLanxess ABSは、2006年末までに年産能力を2万トン拡張する。 ビジネス・スタンダードが3月9日報じたところによると、Lanxess ABSは、グジャラート州Vadodara近郊Moxi工場の年産能力を2006年末までに現在の6万トンから8万トンに、また2008年末もしくは2009年初までに10万トンに拡張する。Lanxess ABSのRakesh Agrawal重役(MD)によると、最初の拡張は主にデボトルネキングを通じて行われるため、さしたる投資を必要としない。同社はこれ以前に4万トンの拡張計画を30クロー(US$672万)前後で行った実績を有する。必要資金は全て内部余剰金で賄う。Lanxess ABSはインドABS市場の65%、インドSAN(styrene-acrylonitrile)市場の75%のシェアを握っている。 拡張後のキャパシティーの40%は特殊樹脂(speciality resins)に、残りはその他の領域のABSに配分される。 インドのABS需要は年間6万5000トンと、中国の300万トンやブラジルと北部アメリカの合計700万トンを遙かに下回る。しかしインドのABS市場は年率12%の成長を遂げており、世界平均の7.6%を上回ると言う。