2006-03-29 ◆Trane、自由貿易協定に乗じエアコン市場開拓 【ニューデリー】American Standard Companies(ASC)傘下の空調設備会社Trane Company(TC)は、インド・タイ自由貿易協定(FTA)に乗じ、インドにその製品を紹介する。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月27日報じたところによると、TCは製造拠点を有するタイからその製品をインドに輸入する。目下のところ6.25%の輸入関税が課されるが、2006年9月以降ゼロ%に引き下げられる。 TCのManoj Mathurインド担当主任によると、タイから製品を輸入し、インド市場を開拓するのはビジネス・センスを有する。TCはユニタリー・システムを独立流通業者(independent distributor)とディーラーのネットワークを通じてインド市場に投入する。家庭から小・中ビルディングまで、例えばオフィスや学校、小規模ホテル、ショッピング・モール等をターゲットにしており、0.6~50トンの製品を販売する。 この種のカテゴリーの需要は、不動産ブームや所得向上にともなって拡大している。全国に約300のモールが誕生しつつあり、不動産部門への外国直接投資(FDI)規制の緩和がこうした潮流に拍車をかけている。加えてデリーで次回のコモンウェルズ・ゲームが催されることから、より多くのホテルが建設されるものと見られる。TCは建設業者や建築事務所と提携し、その製品を供給する計画だ。 プレミアム・エアコン市場は年率10~15%の成長を遂げており、多くの競争者が存在するにも関わらず、市場潜在性は大きいと言う。