2006-04-07 ◆発電事業にUS$1000億投資誘致目指す 【ロンドン】インドは6万2000MW(メガワット)の発電能力を追加するため1000億米ドルの投資を必要としている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月4日報じたところによると、インド電力省のUmesh Narayan Panjiar副次官は3日当地のIndia Houseで催された『インド電力部門概況(Showcasing Indian power sector)』と題する会合の席上、以上の数字を披露した。それによると、追加を必要とする発電能力の内訳は、火力発電4万4000MW、水力発電1万5000MW、原子力発電3000MW。インド政府は電力事業に対する100%の外国直接投資(FDI)を認めており、未開拓の様々なビジネス機会が存在する。発電燃料、取り分け石炭の洗浄や炭坑開発の潜在性も大きい。 発電事業に関しては、ウルトラ・メガ・プロジェクト、ノンメガ・プロジェクト、既存発電施設の改修・近代化がスラスト・エリアになっており、既に、3万9000MW、総額430億米ドルのプロジェクトが進められている。 現在、石炭火力発電が全体の60%を占めているが、より効率的で環境にやさしい燃料が求められており、電力公益会社は未開発の水力や、風力/太陽エネルギー/潮流/気体包接化合物(gas hydrate)/バイオ・ディーゼル等のリサイクル可能なエネルギーの利用に積極的に取り組んでいる。 インドの既存発電能力は11万8000MWに達するものの、ピーク時の電力不足は11.7%にのぼると言う。