2006-04-10 ◆新貿易政策:製品/市場志向の新スキーム推進 【ニューデリー】インド政府は、製品志向スキーム(FPS:Focus Product Scheme )と市場志向スキーム(FMS:Focus Market Scheme)を奨励策の両輪とし、2006-07年に前年比20%増の1200億米ドルの輸出達成を目指す新貿易政策(Foreign Trade Policy)を発表した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが4月8日報じたところによると、Kamal Nath商工相は7日、記者会見し『2004-09年外国貿易政策年次補遺:Annual Supplement to the Foreign Trade Policy (2004-09)』を披露した。それによると世界貿易機構(WTO)体制に対応したFPS/FMSは、これまでの目標超過達成型のスキーム(Target Plus Scheme)に取って代わる。 FMSの下、特定市場(主にラテン・アメリカとアフリカ諸国)向け輸出にはFOB価格の2.5%に相当する税控除(duty credit)が認められる。またFPSの下、魚類/皮革関連付加価値製品、文房具、花火、運動具、手織機、手芸品等、特定品目の輸出売上げの50%にFOB価格の2.5%相当の税控除が認められる。 これらの新スキームにより今年は200万人分の新規就業機会の創出が見込まれ、取り分け農村や都市郊外における就業機会の創出が目指される。 インドの輸出は過去2年25%以上の成長を遂げ、2005-06年には1010億米ドルをマークしたが、新スキームの下、2009年までに1500億米ドルに達する見通しだ。 2005-06年の非石油製品輸入は970億米ドル、石油製品輸入は430億米ドルと、非石油製品貿易に限っては輸出入がほぼ均衡している。来年の非石油製品貿易は40億米ドルの輸出超過になるものと見られる。