2006-04-26 ◆IT産業、空前の雇用ブーム 【バンガロール】インドのトップ情報技術(IT)企業5社は過去10日間に今会計年度中に約7万人を新規雇用すると発表、インドIT産業の雇用ブームを裏付けた。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月24日伝えたところによると、観測筋はこうしたペースが来年も維持されるなら、インドIT産業のソフトウェア・エンジニア・プールは100万人に達すると語る。 国内最大のソフトウェア輸出会社Tata Consultancy Services(TCS)が年内に3万500人を雇用する計画を明らかにすれば、Infosys Technologiesは2万5000人、Satyamは1万2000人の雇用計画を発表、Wipro Ltdはまだ計画を明らかにしていないが、恐らく1万5000人以上のエンジニアを新規雇用するものと見られる。 こうした雇用には情報技術(IT)対応サービス(ITES)も含まれるが、大きな部分はエンジニアリング・ジョブで占められている。 TVA InfotechのGautam Sinha重役(CEO)によると、ITジョブ市場は100万人に肉薄しつつあり、恐らく2008年に大台に乗るものと見られる。目下国内ITジョブ市場は60万~70万人と見積もられ、これにITESを加えるなら既に100万人に接近している。トップ・グローバル企業のオフショア・アウトソーシングの潮流がITジョブ市場の成長に拍車をかけている。地元企業ばかりでなく、AccentureやIBM Global Services等のIT多国籍企業もインド国内における業務を急速に拡大している。IBMの雇用数は4万人弱、Accentureのそれも2万人にのぼる。 Credit Lyonnais Securities Asia (CLSA)の報告によると、グローバルITメジャーのインドにおける雇用数は、2004-05年の6万人から2005-06年の9万人に50%成長した。また新卒者の雇用が新規雇用の主要部分を占めていると言う。