2006-05-05 ◆Torrent、日韓製薬市場の開拓目指す 【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabad拠点のTorrent Pharmaceuticals Ltd (TPL)は、日本と韓国市場の開拓を目指している。 エコノミック・タイムズが5月2日、消息筋の言として伝えたところによると、日本/韓国市場への具体的投資額は未定だが、日韓両国に合弁会社と完全出資子会社を設立する可能性を検討しており、日本では独自の製剤を発売する計画だ。目下日本市場に投入する製品を準備しているが、日本当局への申請/認可取得/当局による製造施設の検査等に1年半ほどかかるものと見られる。 日本は世界第2の医薬品市場で、その規模は600億米ドルと見積もられる、韓国も100億米ドル台の市場規模を有し、10指に数えられる。1人当たりの国民所得は日本が2万7000米ドル、韓国が1万6291米ドル、台湾が1万5271米ドルで、特に日本政府は昨年、日米欧医薬品規制ハーモナイゼーション国際会議(ICH)Q7A(医薬品有効成分に関する条項)ガイドラインを導入した。このためインド製薬会社が薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)を納入する機会も生じている。 TPLはインドネシアや台湾等、極東及び東南アジアの他の市場にも注目している。TPLは最近中国の製薬会社Taslyとタイアップし、中国市場の開拓に取り組んでいる。同提携の下、TPLはTaslyの製品をインドで販売、TaslyはTPLの製品を中国で販売する。 またフィリピン子会社を通じて少なくとも5種類の製剤を東南アジア市場に紹介する計画だ。これら5種類の製品のフィリピンにおける登録は完了しており、間もなく発売される。 TPLは過去2年間にブラジル、メキシコ、ドイツに子会社を設けており、目下オーストラリアに子会社を設立する準備を進めていると言う。