2006-05-08 ◆製薬業界、最高小売価格表示義務に異議 【ムンバイ】インド製薬業界は、医薬品に税を含む最高小売価格(MRP: maximum retail price)の表示を義務づけた政府通達に不満を表明している。 エコノミック・タイムズが5月6日報じたところによると、インド薬品製造業者協会(IDMA:Indian Drug Manufacturers Association)は化学・肥料省に宛てた意見書の中で、「全ての税を含むMRPの表示は、長年にわたり討議され、理想的な方式ではあるが、現時点での導入は時期尚早」と述べている。それによると、州ごとに異なる税制はMRPの表示手続きを複雑化させ、混乱を招くため、全国一律の税制実現がMRP表示の前提になる。従って全ての州が4%の付加価値税(VAP)を導入するまで、MRPの表示は延期すべきである。 加えて医薬品は必需品法(Essential Commodities Act)の適応を受けるため、異なる州の様々な税額を算出するガイドラインが作成されない限り、MRPを算定するのは難しい。また製薬産業の総売上げに対する23クロー(US$515万)の追加消費税も考慮せねばならない。 全国で販売される無数の薬品の包装紙やボール箱等に税制や税率の改定ごとに価格ラベルを貼り替えるコストは製薬産業の大きな負担になると言う。