2006-05-19 ◆世界の特殊化学品調達センターに 【ムンバイ】インドが、繊維/ゴム/紙/塗料等の業界の特殊化学品(speciality chemicals)調達センターとして急浮上している。 エコノミック・タイムズが5月18日伝えたところによると、Ciba Speciality Chemicals、BASF、Clariant、DuPont等の大手多国籍化学会社は、何れもインドに化学品調達オフィスを設けている。 Bayer Groupが最近設けた現地化学子会社Lanxessは今年インドで2000万米ドルの化学品を調達する計画だ。Lanxess IndiaのJoerg Strassburger重役(MD)によると、同社は繊維/皮革/製薬ビジネスのための化学原料をインドで調達する。調達額は向こう数年間に30%拡大する見通しと言う。 2003年からインドにおける化学品の購買を開始したDuPontは、向こう4年間に調達量を4倍に拡大することを目指している。 オランダ拠点の機能化学品/産業用化学品メーカーDSM NVは最近、米国とカナダにおける業務を停止、中国とインドに拠点を移す方針を発表した。 この他、Coyne Chemicals、TFL Leather Technique、Syngenta、Sun Chemical等、大小の化学会社がインドにおけるソーシング計画を立案している。 McKinseyの報告によれば、インドの特殊化学品輸出は2002-03年の20億米ドル前後から2015年までに120億~150億米ドルに拡大する見通しと言う。