2006-05-24 ◆スイス企業Ciba、化学合弁パートナー物色 【ムンバイ】スイスの化学企業Ciba Speciality Chemicals Inc(CSCI)は、インドにおけるプレゼンスを強化するため、地元の製造業者と合弁交渉を進めており、今年末までに合意に達することを目指している。 エコノミック・タイムズが5月23日報じたところによると、Ciba Speciality Chemicals India Ltd(CSCIL)のカントリー・ヘッドを務めるJimmy S Billimoria氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、合弁会社の支配権益を握り、最終的に完全出資子会社にする計画だが、既存企業の買収にはそれほど関心がない。 CSCIは2001年、Pigment Speciality India(PSI)の49%持ち分をIDIから買い取り、完全出資子会社にした他、2003年にも合弁会社Diamond Dye Chem (DDCL)の49%権益を買い取り、やはり100%子会社にしている。 CSCIは傘下の繊維部門を米国企業Huntsman Corpに売却して得た資金を、こうした合弁事業に注入する方針だ。CSCILの繊維事業は、CSCILの売上げの30%に貢献していたが、6月までにその売却が完了する。 グジャラート州Ankleshwarに製造拠点を有するDDCLは、アジア最大の『Cellulostic optical brightener』製造業者で、この種の製品は繊維業界や洗剤業界で使用されている。CSCILはDDCLを通じ、コーティング等の新領域に進出することも検討している。 マハラシュトラ州MumbaiのR&D施設には、50人以上のスタッフが勤務、親会社の世界的R&D需要に応じている。 CSCILの2004-05年の利益は27.1クロー(US$607万)、売上げは560クロー(US$1.25億)で、輸出が売上げ全体の15~20%を占めている。