2006-06-07 ◆シンガポール、包括的経済協力の照準をSEZに 【ニューデリー】シンガポールはインド取り分けアンドラプラデシュ州にマルチ・プロダクツ特別経済区(SEZ)を設けることを計画している。 ビジネス・スタンダードが6月6日、政府筋の言として伝えたところによると、包括的経済協力協定(CECA:comprehensive economic cooperation agreement)の実行状況を見直す最近の会議の席上、シンガポールはインドに大規模なSEZを設ける可能性を示唆した。これに対してインド側もシンガポールにSEZへの投資を要請した。シンガポール政府は、アンドラプラデシュ州政府に5000エーカーのSEZ用地に関する問い合わせを行っており、間もなく正式の提案を行うものと見られる。CECAの次期見直し会議は7月にシンガポールで催される予定だ。 SEZの開発はシンガポールの指導的不動産会社Ascendas Pte Ltdにより手掛けられるものと見られる。Ascendasがデベロッパーとしてインドに独自にその種のゾーンを開発するのは初めてのことだが、同社はタミールナド州のMahindra & Mahindra zoneのコデベロッパーを務めている。 ちなみに商工省は、SEZのエリア規則(area norms)を緩和する件に関して法務省の意見を聴取しており、また商工省と大蔵省歳入局はサービス輸出規則をSEZに適応せぬことで合意している。