2006-06-09 ◆世界の自動車会社が部品調達のためインドに殺到 【ハイデラバード】製品と技術をインドに提供する一方、インドでコンポーネントを調達する双方向の合弁が自動車業界の潮流になっており、日産/フィアット/三菱も間もなく、合弁パートナーを通じインドでコンポーネントを調達するグローバル・カー・メーカーの仲間入りをするものと見られる。 エコノミック・タイムズが6月8日報じたところによると、日産とスズキの最近の業務提携の下、Maruti Udyog Ltd(MUL)のハリヤナ州Gurgaon工場で日産車が国内市場向けに製造されるのと同時に、世界市場における需要に応じるため、この種の車両のコンポーネントがMULの納入業者から調達される見通しだ。 Tata Motors Ltd(TML)はFiat SpAと、両社の提携をコンポーネントのサプライにまで拡大する交渉を進めている。TMLの子会社Tata Auto Componentsは既に多国籍車両メーカーに自動車部品やサービスを提供しており、Fiatとも同様のソーシング協定を結ぶものと予想される。 インド国内で三菱車の製造・販売を手掛けているHindustan Motors Ltd(HML)も、三菱の世界的なコンポーネント需要に応じる可能性を探っている。 Mahindra & Mahindra/Force Motors/Ashok Leyland/Tractors and Farm Equipment Ltd(TAFE)等は、既に多国籍車両メーカーとこの種の部品納入協定を結んでいる。 MAN Nutzfahrzeugeと商用車製造合弁契約を結んだForce Motorsは、インドのコンポーネント業界にMANの欧州事業にコンポーネントを供給する年間1000クロー(US$2.24億)のビジネスをもたらすものと予想されている。 観測筋によると、こうしたアレンジの下、インド・パートナーは製品と技術を手に入れ、外国パートナーはロー・コストのメリットを享受でき、ウィン・ウィン・シチュエーションを実現できると言う。