2006-06-21 ◆海運会社、オイル・リグ投資準備 【ニューデリー】オフショア石油/ガス探査・生産活動が活発化し、沖合石油探査開発施設需要が高まる中で、海運会社は掘削船やジャッキアップリグへの投資を検討している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月19日報じたところによると、低調な国際運輸市況を乗り切る方策を模索中の海運会社らはリグの他、掘削船やオフショア補給船への投資を検討している。国際的にも、国内的にもオフショア・リグ市場は活況を呈しており、中でもジャッキアップリグの賃貸料が高騰、数ヶ月後には一層の値上がりが予想される。 業界筋によると、インドは現在ジャッキアップリグ27基、掘削船5隻、半潜水式海洋構造物(semi-sub)1基を擁するが、何れもフル稼働している。インドにおけるジャッキアップリグの需要は2006年半ばまでに36基に拡大するものと見られ、今年末までに少なくとも4基の不足が生じる見通しだ。MercatorやVarun等の海運会社の他、Aban Lloyd/Great Eastern Shipping/Jagson/Jindal Drilling等の既存プレーヤーも、オフショア・オイル探査市場のブームに乗じ、設備の拡張に乗り出している。 GE Shippingは完全出資子会社を通じ、シンガポールのKeppel造船に350フィート・ジャッキアップリグの建造を発注、2009年末までに引き渡しを受ける見通しだ。同社は既にプラットフォーム補給船(PSV:platform supply vessels)4隻の供給契約を獲得している。 Mercator Linesも最近Keppelにジャッキアップリグを発注しており、2009年3月までに引き渡される予定だ。発注額は810クロー(US$1.765億)。 主に液化石油ガス(LPG)の輸送を手掛けるVarun ShippingもPSVを含む沖合施設の購買に8000万~1億米ドルを投資する。 業界アナリストによると1基当たり1億8000万米ドル前後のジャッキアップリグの1日の賃貸料は最高13万米ドルで、今後一層の値上がりが予想されると言う。