1995-11-06 ◆<星>カー・ディーラー、域内市場開拓 【シンガポール】政府が1990年以来自動車の年間増加率を約3%に規制して以来シンガポールのカー・ディーラーやモーター・サイクルの代理業者らは域内市場の開拓を積極化している。 こうした潮流の先頭に立っているのはサイクル&キャリッジ(C&C)で、シンガポールでベンツ、プロトン、三菱の代理店を務める同社は、オーストラリア、ミャンマー、ベトナム、ニュージーランド、タイ、マレーシアにも営業網を展開している。当地の著名なホテル経営者のオン・ベンセン氏は過去4年来C&Cと共同でオーストラリアにおけるヒュンダイ車の販売を行っている。ヒュンダイは同地乗用車市場のトップを占め、昨年だけで2万4000台が輸入された。これはシンガポールの自動車総販売台数の半分以上に相当する。オン氏はカンボジアでもヒュンダイの販売を手掛けている。シンガポールにおけるスペイン製シーアットの代理権を獲得して1年に満たないバルセロナ・モーターは最近カンボジア、インドネシアに相次いで進出、目下ミャンマーにも拠点を構築中だ。シンガポールにおけるサアブのエージェントに指名されたトランス・ユーロはブルネイ、オーストラリア市場に進出、シンガポールにおけるトヨタとスズキのフランチャイズを有するインチケープはブルネイでトヨタとローバーを販売している。サイム・シンガポールはBMWとフォードの販売を手掛けているが、やはりブルネイでBMWの販売を行っている。モーター・サイクルのディーラーも例外ではなく、イタリア製ピアギオの販売を当地で手掛けるバン・ホック・ヒンはベトナム、ミャンマー、カンボジアに、サイクルリンクは中国に進出を果たしている。(ST:11/5)