2006-07-17 ◆日本の金利引き上げが亜鉛鍍金鋼業界に恩恵 【ムンバイ】日本銀行が25ベイシス・ポイント金利を引き上げたことから長期的に円が値上がりし、インド亜鉛鍍金鋼産業に有利に作用するものと期待されている。 エコノミック・タイムズが7月15日、鉄鋼アナリストらの言を引用し報じたところによると、イドは高品質な亜鉛鍍金鋼を製造しており、この種の製品は最近まで日本が強みとして来たものである。このため円高はインド製品の国際市場における競争力を高め、輸出の拡大につながる。 インドで生産される年間500万トンの亜鉛鍍金鋼の約70%が輸出され、大部分が米国/欧州市場に、一部が東南アジア市場に向けられている。日本はインドの10倍近くを輸出しているが、円高の国際亜鉛鍍金鋼市場全体に与える影響は小さいものと予想される。低品質亜鉛鍍金鋼市場最大のプレーヤーは中国が務めている。 日本製亜鉛鍍金鋼の金融コストは無視できるほどに過ぎず、加えて、インドは世界需要の3%を供給しているに過ぎない。日本における金利上昇は市場に如何なる影響も及ぼし得ない。 Uttam Galva SteelsのAnkit Miglani取締役によると、金利がどれほど上昇したかではなく、政策転換の問題である。これまで円の強化は許されなかったが、今や金利上昇が市場の流動性に影響を及ぼし、日本の輸出競争力が長期的に下降すると言う。 OP Jindal Group/Uttam Galva/Tata Steel/Essar Steelが亜鉛鍍金鋼の主要メーカーで、JindalとUttam Galvaが主要輸出業者になっている。最近の投資でインド製亜鉛鍍金鋼は、日本製や韓国製と競争できるようになった。Uttam Galvaは設備拡張の最中にある。