2006-07-28 ◆JSW、欧米の鉄鋼プラント買収準備 【ムンバイ】Sajjan Jindal氏に率いられるJSW(Jindal South West)Steel Ltdは、高付加価値製品の製造を拡大する狙いから東欧もしくは米国の年産100万トン規模の冷間圧延(CR)鋼プラントを買収することを計画している。 エコノミック・タイムズが7月26日報じたところによると、JSWのSeshagiri Rao財務担当取締役は同紙に以上の計画を語った。それによると、JSWは海外における企業買収を通じ製品ミックスを補強することを目指している。全製品中の高付加価値製品の比率は昨年の38%から53%に拡大した。海外企業の買収は同比率を一層高める方法の1つと言う。 アナリストによると、欧州や米国における年産100万トンの亜鉛鍍金鋼プラントのコストは300~500クロー(US$6410万-1.68億)と見積もられる。 JSWは現在、自動車業界向けCRシート/コイルや、住宅/インフラ産業向け亜鉛鍍金鋼シート/コイル等の高付加価値製品を製造している。欧州市場では自動車業界で用いられるブランク等の高付加価値条鋼類の需要が高く、米国建設業界ではTMT barの需要が大きい。欧州と米国は亜鉛鍍金鋼を初めとする高付加価値製品の主要市場だが、原料となる熱間圧延コイルの製造施設は十分でない。Rao氏によると、欧州メーカーはCR施設を売却するか、他社とのタイアップを通じて業務の改善を図っている。 JSWはまたオーストラリア、カナダ、モザンビークにおける炭坑の買収も計画していると言う。