2006-08-04 ◆京セラ、CDMA端末市場の15%のシェア目指す 【ニューデリー】京セラは低価格モデルの発売を通じて1年半の間にCDMA(code division multiple access)携帯電話端末市場の15%のシェアを占めることを目指しているが、今のところインドに製造施設を設ける計画はない。 エコノミック・タイムズが8月1日報じたところによると、京セラのインドにおけるセールス&マーケッティング部長を務めるK K Kushwaha氏は、同紙に以上の消息を語った。それによると、京セラはReliance Communications Ltd/Tata Teleservices Ltd/Bharat Sanchar Nigam Ltd/Mahanagar Telephone Nigam Ltd等にCDMA端末を納入、2002年以来、インドで150万ユニットのCDMA端末を販売した。ちなみに京セラの市場シェアに関する公式の数字は存在しないが、業界観測筋は3%未満と見ている。 LG ElectronicsのインドにおけるCDMAビジネスを5年間手掛けた経歴を有するKushwaha氏によると、京セラは近く白黒画面の携帯端末を発売する。インドでビジネスを手掛けようと思うならエントリー・レベルのモデルを保持する必要がある。 今年は6000万セット以上のGSM/CDMA携帯端末がインドで販売されるものと見られるが、携帯電話サービス各社が農村市場の開拓に本腰を入れていることもあり、その大部分がエンリー・モデルになるものと見られる。現在、ロー・エンド・モデルの価格は30米ドル以下だが、各社は20米ドルを切る製品を発売し、農村の膨大な潜在市場を開拓することを目指している。 インドの1億300万人の携帯電話ユーザーの内、CDMA利用者は4分の1に過ぎず、目下、LG Electronics IncがCDMA端末市場をリードしている。GSM端末の場合、価格補助はほとんどないが、Reliance等のCDMA業者は、価格補助付きCDMA端末を発売、Bharti Airtel Ltd等のGSM市場リーダーのシェア切り崩しを図っている。 Kushwaha氏によると、京セラの当面の優先課題は、NokiaやMotorolaに支配されているインド市場におけるブランド・イメージを確立すること。譬えロー・コスト・モデルでも他社と異なる持ち味を出し、ブランド・イメージを強化する。現在インドで販売されているCDMAモデルの85%近くは白黒スクリーン付きで、GSMの場合は45%が白黒スクリーンと言う。