2006-08-21 ◆電力省、NTPCの出資上限撤廃提案 【ニューデリー】電力省は、National Thermal Power Corporation(NTPC)がウルトラ・メガ発電プロジェクトに参画できるよう、NTPCの1000クロー(US$2.14億)の自己資本投資上限(equity investment ceiling)を撤廃するよう閣議に提案した。 インディアン・エクスプレスが8月19日報じたところによると、4000MW(メガワット)のウルトラ・メガ発電施設の必要投資額は、現時点のコスト・ベースで1万9000クロー(US$40.6億)、完成時のコスト・ベースで2万2000クロー(US$47億)。これに年間2000万トンのキャプティブ炭坑開発のコスト4000~5000クロー(US$8.547億-10.68億)を加算すると、2万3000~2万7000クロー(US$49.145億-57.69億)と見積もられる。借入/自己資本比率を70:30とすれば、ウルトラ・メガ発電プロジェクトの自己資本は6000クロー(US$12.82億)前後になる。 NTPCはBharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)を合弁パートナーとして、ウルトラ・メガ発電事業に進出、国際企業と提携し炭坑開発も手掛ける計画で、これらのプロジェクトに74~89%出資することを目指している。しかし既存の規則の下では、NTPCは単一の合弁事業には、それ自身の自己資本の15%、もしくは最大1000クローの何れか低い方までしか出資することができない。 このため電力省は1000クローの上限撤廃を提案したが、自己資本の15%に関しては問題がないとしている。何故なら2006年3月末現在のNTPC自己資本の15%は6744クロー(US$14.41億)に達するため。 また複数の合弁事業への合計出資上限を自己資本の30%に制限する規則も維持される。したがってNTPCは最大2件のウルトラ・メガ発電プロジェクトに出資できることになると言う。