2006-09-01 ◆三井物産、トヨタ車小売りビジネスに進出 【ムンバイ】単一商標小売りビジネス(single brand retail trading)に対する外資の51%出資を認めたインド政府の外国直接投資政策緩和に乗じ、三井物産は地元ロジスティクス会社TCI India Ltd(TCIIL)と51:49の合弁会社Bussan TCIIL Automotive Indiaを設立、トヨタ車の小売りビジネスに乗り出す。 エコノミック・タイムズが8月31日伝えたところによると、合弁会社は小売り業務ばかりでなく、トヨタのディラーやその顧客にロジスティクス・サービス、マーケッティング・サポート、修理・保守サービス(アクセサリー/スペア・パーツ/ツール/モーター/車体/照明等)、アフター・サービス、その他の支援サービスも提供する。 三井物産は、これ以前にTCIIILグループと、自動車関連のロジスティクス業務を手掛ける合弁会社Transystemも設立しており、Transystemは、Toyota Kirloskar Motorsにロジスティクス・サービスを提供している。 三井物産は北米ではトヨタのロジスティクス業務を手掛け、トヨタ車の輸出業務も引き受けている。 三井物産の今回の合弁事業は、多国籍企業の本格的小売り市場進出の最初のケースと言え、他の多国籍企業のテレコム/電子/衣料/自動車/情報技術(IT)/食品等の小売りビジネス進出の呼び水になる可能性が予想される他、Wal-MartやCarrefour等の小売り大手に全面的に市場を開放する序曲になる可能性も予想されると言う。