2006-09-06 ◆Anil Ambani氏、独自の小売り戦略準備 【ニューデリー】兄のMukesh Ambani氏がReliance Retail Limited(RRL)を設立、2万5000クロー(US$56.02億)の小売り事業計画を推進する中、小売り市場のパイを奪われることを望まぬ弟のAnil Ambani氏は独自の小売り戦略を準備しているようだ。 ビジネス・スタンダードが9月4日、小売り/不動産業界アナリストらの観測を引用し報じたところによると、その実Anil氏傘下のReliance Communicationsは既に全国の105都市に241店の『Reliance WebWorld(WebWorldから最近名称を変更)』チェーンを展開、広帯域インターネット・サーフ、ビデオ・ゲーム、電子遠隔医療、TVニュース・アップリンク、ウェブ・ショッピング等の便宜を提供している。同チェーンの多くの店舗には『Java Green』ブランドのコーヒー・ショップが併設されており、消息筋によると、グループはこれらのコーヒー・ショップを総合的な食品飲料チェーンにアップ・グレードすることを検討している。 この他、Reliance Anil Dhirubhai Ambani Group (R-ADAG)傘下のReliance Capitalは、Giny & JonyやVishal Mega Martの親会社Vishal Retailに投資しており、Anil Ambani氏は昨年薬局チェーンに投資する計画も発表、耐久消費財市場進出にも関心を表明した。 R-ADAGはマルチプレックス(集合映画館等の娯楽サービス複合ビル)も経営しており、この種の設備は新たな小売り事業計画のプラットフォームを務めることができる。 著名なコーヒー小売業者Starbucksとの提携も最近伝えられており、Anil氏はグローバル・ブランドやグローバル・リテーラーとも交渉を進めているようだ。 こうしたことからグループはコンビニエンスストアや専門店からハイパーマーケットまであらゆるオプションを検討しているとするものがある他、トップ・エンドの単一商標小売り(top-end single-brand retail)ビジネスに照準を合わせると見る向きもある。