2006-10-23 ◆ジャールカンド州、中鋼集団に投資要請 【ランチ】鉄鋼王Lakshmi Mittal氏が1200万トン鉄鋼事業をオリッサ州に移す方針を決めたことに衝撃を受けたジャールカンド州政府は、中国中鋼集団公司(Sinosteel Corporation)に同州への投資を要請した。後者はこれに先だって年産300万~500万トンの鉄鋼プラントをインドに設ける計画を発表、候補地を物色していた。 ビジネス・スタンダードが10月18日伝えたところによると、ジャールカンド州政府はArjun Munda前首席大臣に率いられるインド人民党(BJP)前政権時代に、内外の企業と総額20万クロー(US$427.35億)以上の投資覚書を交換したが、Munda氏が退陣し、無所属議員のMadhu Koda氏が統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)の支援も得て新首席大臣に就任する中、これらの投資計画は宙に浮いた形になっている。 ジャールカンド州政府のRahul Purwar工業部次長によると、同州政府代表団は最近ニューデリーで黄天文総裁を含む中鋼集団トップと会談し、ジャールカンド州への投資を要請した。中鋼の反応は積極的で、早速チームを派遣し、ジャールカンド州における投資機会を探る意向を表明した。 鉱業界筋によると、インドから鉄鉱石を輸入し、中国国内で販売している中鋼はインドにおける鉱業部門と鉄鋼生産への投資を計画している。同社は第1にオリッサ州、第2にジャールカンド州、第3に西ベンガル州に照準を合わせている。 インドは昨年6800万トン、総額52億米ドルの鉄鉱石を中国に輸出した。これはインドの鉄鉱石輸出全体の83%に相当する。昨年中国の鉄鋼生産量は3億4900万トンに達した。