2006-10-23 ◆ハルディア港、鉄鉱石の輸出ハブとして急浮上 【コルカタ】西ベンガル州Haldia港から2006年10月までに輸出された鉄鉱石は前年同期の449万トンから477万トンに増加した。鉄鉱石の処理は2256万トンの同港貨物処理量全体の21%を占め、世界最大の鉄鉱石輸入国中国がHaldia dock complex(HDC)のこうした活況に大きく貢献している。 インディアン・エクスプレスが10月19日伝えたところによると、コルカタ港湾公社(KPT:Kolkata Port Trust)傘下のHDCは、インドの主要鉄鉱石産地ジャールカンド州とオリッサー州に隣接した戦略的立地条件から中国向け鉄鉱石輸出の最良の港と見なされている。 KPTのRajeev Dubey副会長によると、HDCにおける2005-06年の鉄鉱石処理量は前年の536万6000トンから796万4000トンに48.45%増加した。今年に入って以来、HDCはインドの鉄鉱石輸出全体の12%を手掛けており、昨年の9%からそのシェアを拡大した。 HDCは現在月間73万トンの鉄鉱石を処理しており、昨年の月間平均65万トンを上回っている。HDCが処理した鉄鉱石は全量中国に輸出されている。 全国鉄鉱石政策の下、インドで生産された鉄鉱石の54%が目下輸出されている。目下のところ60社以上の業者がハルディア港から粉鉱石(iron ore fines)を輸出しており、鉄鉱石が値上がりする中でこの種の業者が益々増加している。 ハルディア港からの鉄鉱石輸出を手掛けるSubhro Gupta氏によると、粉鉱石は国内ではほとんど使用されていないため、国内鉄鋼産業は全く影響を受けない。粉鉱石はそのままでは高炉の原料として使用できず、ペレットに加工せねばならないと言う。