2006-12-11 ◆エアバス、10年間にUS$10億投資 【ニューデリー】欧州の航空機メーカー、Airbusはインド民間航空産業の明るい成長見通しに励まされ、向こう10年間にインドに約10億米ドルを投資する。 インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月7/8日報じたところによると、AirbusのKiran Rao上級副社長(Marketing & Contracts Consumer Affairs担当)は7日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、投資領域には、訓練センター/保守・修理・分解検査(MRO:maintenance, repair and overhauling)施設/エンジニアリング・センター/デザイン・センターが含まれる。 2007年末までに設けられるA-320 Airbus訓練センターには模擬訓練装置4基が設けられ、その後5年間に8基に増やされる。投資額は3億米ドルと見積もられる。同センターはアジアの訓練需要に応じる。 目下、インド企業2社を含む潜在パートナーとMRO施設の設置問題を協議している。同施設もアジア地域の需要に応じる。 カルナタカ州Bangaloreに設けるエンジニアリング・センターは来年末までの操業開始を目指している。同センターには当初エンジニア約150人が勤務、その後400人に増員される。同センターには向こう10年間に2億5000万米ドルが投資され、また2年内にエンジニアリング・センターの新オフィスが設けられる。 バンガロールにはこの他、100%出資のデザイン・センターを設ける。同センターはデザイン分析、システム航空電子工学、その他の情報技術(IT)関連業務を手掛け、インドIT企業の支援も受ける。 AirbusのJohn Leahy重役(COO)によると、インドは2025年までに旅客機935機、合計1000億米ドル、貨物航空機165機、合計50億米ドルを必要とする。同社は過去2年間にインドが発注した旅客機の70%を受注、インドが保有する航空機総数全体の53%のシェアを占めていると言う。