2006-12-15 ◆Tatas、バジェット航空会社に7.5%出資 【ニューデリー】一躍インド・ソフトウェア産業のリーダーになった地元複合企業Tataグループは11日、バジェット航空会社SpiceJet Ltdの10%弱のシェアを取得したと発表した。 インディアン・エクスプレスが12月11日報じたところによると、タタ・グループのスポークスマンはロイター通信に対し「これは単なる金融操作で、戦略的な投資ではない」と語った。観測筋は取引額が約2200万米ドル前後と見積もるとともに、ドゥバイ拠点の投資家Istithmarも今月中にSpiceJet持ち分を10%から15%に引き上げるものと予想した。 SpiceJetオフィシャルは、「この日午後に取締役会会議を開き、資金調達問題を協議する」と語ったが、業界筋によると、SpiceJetは特定の機関投資家向けに、時価総額の7~8%に相当する新株を発行する見通しだ。同社はまだ優先割当を行っておらず、取締役らの持ち分は縮小していないと言う。 SpiceJetは先月、「国内や海外の戦略投資家に株式を売却し6000万米ドルを調達する交渉を進めている。12月末までに取引条件等を詰めたい」と発表していた。 SpiceJetは2005年5月に操業を開始して以来、2度資金を調達している。先ず海外における転換社債の発行を通じて8000万米ドルを調達、またIstithmarへの株式売却を通じて1250万米ドルを手に入れた。 SpiceJetの2006年5月期年商は45億3000万ルピー(US$1.007億)をマーク、同社は年率100%の成長を見込んでいる。 エコノミック・タイムズが12日伝えたところによると、SpiceJet取締役会は11日の会議でタタ・グループの投資を承認した。タタ・グループはSpiceJetの7.5~10%のシェアを95クロー(US$2112万)前後で買収したものと見られる。 取締役会はこの日既存株主のIstithmarとGoldman Sachsの持ち分拡大も認めたが、同社スポークスパースンは詳細を明らかにしなかった。SpiceJetは業務基盤を強化する狙いから6000万米ドル前後の調達を目指している。 インディアン・エクスプレスが13日報じたところでは、タタ・グループはTata Investmentsを通じて120万米ドルを投資、また傘下のEwart Investments Ltdを通じて別に1600万米ドルを投資、合計SpiceJetの7.5%のシェアを手に入れたと言う。