2006-12-15 ◆SAIL、Chiria鉱山採掘許可依然未取得 【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)は、ジャールカンド州Chiria鉱山の低コストな鉄鉱石を採掘する権利を手に入れるため同州に大型鉄鋼プラントを新たに設けることを提案したが、Madhu Koda政権の前向きな回答を引き出すには至っていない。 エコノミック・タイムズが12月11日報じたところによると、ジャールカンド州のMadhu Koda首席大臣は先週金曜デリーでRam Vilas Paswan鉄鋼相と会談したが、首席大臣はChiriaにおけるSAILの鉱業リース権を更新する言質は与えなかった。Chiriaには世界最大規模の鉄鉱石が埋蔵されている。 政府筋によると両相は専らChiria問題を巡り意見を交換、SAILのSK Roongta会長と鉄鋼省のRS Pandey次官も同席した。Paswan鉄鋼相は、会議の席上、SAILがChiria鉱山の採掘権と引き替えに同州に年産1500万トンの鉄鋼製造施設を設ける意向を伝えたものと見られる。Chiria鉱山のリース権更新問題に関するRanchi高裁における審理はペンディングされている。 首席大臣は、総理府とも同問題に関する討議を重ねており、総理府はChiriaの20億トンの鉄鉱石をSAILに割当、残りは同州に進出する他の鉄鋼会社がシェアすると言う案を提案した。 SAILは1万クロー(US$22.23億)を投じ、ジャールカンド州Bokaroにおける既存鉄鋼プラントの年産能力を750万トンに拡大する計画を発表しており、今回の提案はこれとは別個に実行される。 ジャールカンド州における鉄鋼プロジェクトを発表したプレーヤーは、LN Mittal氏のMittal Steelを初めとし、何れもChiria鉱山の採掘権に関心を寄せている。 ジャールカンド州政府はMittal Steelに対しAnkua鉱山の5億トンの鉄鉱石資源を割り当てると提案したが、Mittal Steelは同提案に関心を示さなかったとされる。 ジャールカンド州には25億トンの鉄鉱石資源が存在すると見積もられているが、新参のプレーヤーらは凡そ10億トンの割当取得を目指していると言う。