2006-12-20 ◆政府、ベンチャー・キャピタルで電力事業促進検討 【ムンバイ】インド政府は水力発電プロジェクトのための『VGF:viability gap fund(実行能力不足補填基金)』と、電力部門全体のためのベンチャー・キャピタル基金(VCF)の設置を準備している。 インディアン・エクスプレスが12月18日報じたところによると、第11次五カ年計画期間に26万6000クロー(US$591.24億)を投じ6万6463MW(メガワット)の発電能力追加を計画するインド政府にとって新イニシアチブは極めて重要な意味を有する。インド政府はこれとは別に5万MWの水力発電キャパシティーの追加を計画しており、必要投資額は25万~30万クロー(US$555.68億-666.81億)と見積もられる。以上の計画は計画委員会(Planning Commission)が長期にわたり検討して来たもので、政府は近く最終方針を決めるものと見られる。ベンチャー・キャピタルの新規プロジェクトに対する出資上限はプロジェクト・コストの10%になる見通しだ。 政府は、デベロッパー/プロモーター/末端ユーザー/請負業者/鉱山業者らにコンソーシアムを組織して合弁でプロジェクトを手掛けるよう奨励することも計画している。 VGFは、プロジェクト・コストとプロモーターの実行能力のギャップを補填することを目指しており、目下のところ資本コストが高額で、懐妊期間が長いインフラストラクチャー・プロジェクトのために用いられている。当面、北東地区、ジャム&カシミール、その他の厳しい環境条件の地域におけるプロジェクトが資金援助の対象になる見通しだ。