2007-01-08 ◆LG、直冷式冷蔵庫市場トップの座失墜 【ニューデリー】過去数年、各種家電製品市場トップの座を独占して来たLGはトップラインの成長鈍化に直面しているだけでなく、マス・カテゴリーの冷蔵庫市場においてトップの座をWhirlpoolに奪われた。 エコノミック・タイムズが12月28日、市場調査会社ORG GFKのデータを引用し報じたところによると、10月と11月の直冷式冷蔵庫販売額でLGはWhirlpoolにトップの座を奪われた。Whirlpoolは直冷式冷蔵庫のユニット販売でも鼻の差でLGを急追している。Whirlpoolの11月の市場シェアは10月を上回っており、上昇基調を維持している。直冷式冷蔵庫は、インドにおける冷蔵庫のユニット販売の約70%、冷蔵庫販売額全体の50%以上を占めている。 LG IndiaのAnil Arora冷蔵庫担当ビジネス主任によると、同社は直冷式冷蔵庫の高額カテゴリーの製品を保持しない。またマージンの薄い低価格セグメントにおいて市場シェアのためだけに価格面で妥協することはない。このため複数の州で守勢に立たされている。しかし最近、大型の直冷式冷蔵庫3モデルを発売したため、間もなくその効果が見られるはずと言う。 Whirlpool (India)のShantanu Das Gupta副社長によると、昨年発売した直冷式冷蔵庫Geniusの良好な売れ行きに支えられ、同社の市場シェアが徐々に拡大している。加えて野菜格納庫等の斬新なアイデアや精緻な製品仕上げが、消費者に認められたことが、売上げ増につながった。しかし、冷蔵庫市場全体、ひいては家電市場全体のトップの座奪還を目指す同社にとっては、依然として初歩的成果に過ぎないと言う。 2006-07年を通じた直冷式冷蔵庫販売でWhirlpoolは依然としてLGに後れをとっており、直冷式冷蔵庫と霜取り不要冷蔵庫双方のカテゴリーで、Samsungとナンバー・ツーの座を激しく争っている。LGは霜取り不要冷蔵庫市場のナンバーワンにのし上がった2年後の2004年に直冷式冷蔵庫市場トップの座をWhirlpoolから奪っており、直冷式冷蔵庫カテゴリーは伝統的にWhirlpoolが最も強みとして来た。