2007-02-16 ◆松下、電気部品会社Anchorの権益取得協議 【ムンバイ】ムンバイに本社を置く地場電気部品大手Anchor Electricals Pvt Ltdは松下電器産業と株式譲渡交渉を進めている。 エコノミック・タイムズが2月12日、消息筋の話として報じたところによると、Anchorは株式の49%を2000クロー(US$4.5億)で松下に譲渡する意向だが、支配権を得てインド電気部品市場に直接参入したい松下電器は70%の譲渡を求めている。 国内市場のほぼ60%のシェアを握るAnchorはこれ以前にSchneider Electric India及びSiemensとも同様の交渉を行ったが、金額や支配権を巡り合意が得られず物別れに終わっている。 交渉が順調に進めば、松下はスイッチ、コンセント、家庭用安全ブレーカーなど2000クロー規模の市場に強固な足場を築ける。1000クロー(US$2.25億)規模のスイッチ、コンセント市場でAnchorは30%のシェアをもちトップ。MK ElectricとHavell'sがそれぞれ20%のシェアを占め、2位の座を分け合っている。 他方、Anchorは最近、マハラシュトラ州Ranjangaonの工場を中国の海尓(Haier)グループに約100クロー(US$0.22億)で売却した。同工場は韓国Daewoo Electronicsとの合弁工場だったが、Daewooの倒産にともないAnchorがDaewooの持ち分を商標権とともに買い取った。海尓は同工場の支配権のみを取得し、Daewooの商標権はAnchorが引き続き保持する。インド市場におけるDaewooブランドのシェアはわずか2~3%にとどまり、同合弁でAnchorはかなりの損失を被ったとされる。