2007-04-09 ◆バンガロールの資産家人口急成長 【バンガロール】カルナタカ州Bangaloreでは富裕層が国内の他の地域を超える勢いで増えており、100万米ドル以上の純個人資産を持つ百万長者(HNWI:High-Net-Worth Individuals)の数がマハラシュトラ州Mumbaiとデリー直轄区に次いで3番目に多くなっている。 エコノミック・タイムズが4月2日報じたところによると、バンガロールの百万長者は1万人を超え、10万米ドル以上の純個人資産をもつ財産家も約6万人いる。これらの富裕層は専門職、退職者、起業家、コンサルタント、米国からの帰国者などから成る。 American Expressが行った調査によると、インドには8万3000人の百万長者、71万1000人の財産家がおり、後者は2009年までに100万人を超えるとみられる。ムンバイとデリーの富裕層が大多数を占め、バンガロール、タミールナド州Chennai、西ベンガル州Kolkataが最近まで3位を分け合って来た。 投資信託市場に占めるバンガロールのシェアが富裕層の拡大を物語っている。同市の信託投資は2004年6月の8000クロー(US$18億3150万)から2006年3月の2万2000クロー(US$50億3664万)に増えている。また2006年の株券や債券など各種証券や投信等から成る個人投資残高が250億米ドルにのぼった。これに対してムンバイは2000億米ドル、デリーは500億米ドルとなっている。 バンガロールの富裕層拡大の背景としては、海外から帰国するインド人資産家の増加、市当局による起業家の育成、企業の従業員持株制度(ESOP)の導入などを挙げることができる。 American Express IndiaのVishal Kapoor氏(金融顧問業務担当責任者)は「インドはアジア太平洋地域で最も急速に豊かさを増している。バンガロールもそうだ」と語る。インドの百万長者は19.2%のペースで増えており、バンガロールの伸びはこれを上回っていると言う。