2007-04-16 ◆2月の工業生産指数成長率11%マーク 【ニューデリー】今年2月の工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)は電力部門の成長鈍化に関わらず、製造業の好調に支えられ、11.0%の伸びを記録、前年同月の8.8%を上回った。 エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが4月12/13/14日、中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)発表の暫定数字を引用し伝えたところによると、IIP成長率は昨年11月の15.82%、12月の12.51%、今年1月の11.43%、そして2月の11%と、過去4ヶ月鈍化の一途を辿っており、こうした趨勢に変化はなかった。部門別に見ると、2月には電力部門が3.3%(9.1%)、製造業部門が12.3%(9.2%)、鉱業部門が6.3%(3.8%)と、電力部門以外は前年同期の伸び(括弧内の数字、以下同様)を上回った。製造業の伸び率は1月の12.1%も上回った。年初11ヶ月(2006/4-2007/2)のIIP成長率は11.1%(8.1%)と、やはり前年同期を上回った。 用途に基づく分類(use-based classification)によれば、2月には耐久消費財部門の伸びがが1.1%(20%)と、前年同期に比べ大幅に鈍化した。非耐久消費財部門の伸びも9.7%(10.1%)と、前年同期を下回った。 ABN Amroのチーフ・エコノミストAbheek Barua氏によると、セメントの出荷量や鉄道輸送量が顕著な落ち込みを見ている。IIPの下降曲線はこうした傾向を反映しており、短期的に上昇に転じることはなさそうだと言う。