2007-04-20 ◆Sanmar、世界のトップ化学品会社目指す 【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点のSanmarグループは、向こう2年間に3950クロー(US$9.4億)を投資、売上げを2009-10年までに2005-06年の1323クロー(US$3.15億)から5532クロー(US$13.17億)に拡大するとともに、中核とする苛性ソーダ/塩化ビニール・モノマー(VCM)/ポリ塩化ビニール(PVC)等の化学部門とエンジニアリング部門におけるトップ・グロ-バル・プレーヤーになることを目指す。 エコノミック・タイムズが4月14日報じたところによると、SanmarのN Sankar会長とVijay Sankar副会長は13日の業績発表会の席上以上の抱負を語った。それによるとこうした目標はエジプトとドイツにおける企業買収と国内における有機的成長により実現される。 エジプトでは3億米ドル以上を投じてTCIを買収、買収手続きは先月完了した。今後さらに新資金を注入しキャパシティーを拡張するため、合計投資額は5億5000万米ドルに拡大する見通しだ。 築後2年のTCI工場の年産能力は苛性ソーダ20万トンだが、現在の稼働率は40%にとどまっている。完全稼働時には苛性ソーダ27万5000トン、VCM40万トンを製造でき、その半ばを、ポートサイド(エジプト)に設ける年産20万トンのPVC工場に原料として供給する。製造したPVC製品は現地と周辺市場の需要に応じる。残りの半分は、タミールナド州Cuddalore県にChemplastが設けたPVC工場に供給する。 SanmarのPVC年間製造能力は2009年初までに46万トンに達し、世界のトップ20社に仲間入りすることになる。エジプトのエネルギー・コストは世界的に最も低く、営業コストも最低の部類に属している。エジプト工場はまた2015年までタックス・ヘブンの恩恵を享受できる。 Sanmarはドイツの最も古い鋳鋼工場Eisenwerk Erlaを150クロー(US$3571万)で買収した。同社の年商は460クロー(US$1.1億)で欧州の運輸機器部門に強力な顧客基盤を有する。この他、Sanmarはタミールナド州Trichy付近に新鋳造施設を設けることを計画している。Sanmarの鋳鋼キャパシティーは年間3万トンと、世界のトップ10社に数えられる。