1995-02-06 ◆<星>NEC、DRAMチップ増産 【シンガポール】世界的な需要増に対応するためNECはシンガポールにおけるDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)チップの生産を大幅に拡大している。 NECスポークスマンによれば、同社は昨年12月から4MB(メガバイト)DRAMの月産量を250万ユニットに25%拡大しており、16MBチップの生産も今年3月末までに180万ユニットに20%アップ、12月までには更に350万ユニットに引き上げる。NECシンガポールはこれ以前に今会計年度に1億Sドル以上の投資を行うと発表していた。シンガポールにおける増産はNECの世界的な拡張戦略の一環で、DRAMチップ・ブームに乗じたもの。調査会社データクウェストによるとDRAMチップの供給不足は4MBで10-20%、16MBは50%に達している。NECは今会計年度に1250億円を投じて日・米・マレーシア・シンガポールにおけるチップ生産を倍増する。4M-BDRAMは昨年12月の1200万ユニットから1月の1300万ユニットに既に拡大されている。また16MBのそれは昨年12月の300万ユニットから今年3月末までに350万ユニット、12月までには700万ユニットに拡大される。業界筋は今年は16MB製品が4MB製品に代わり、スタンダード製品として大量生産されるものと予想している。しかし引き続く4MB製品に対する好需要で同製品の寿命も延びていると言う。(BT:2/4)