2007-05-11 ◆鉄鉱石輸出業者、AP州にUS$95億製鉄所建設 【チェンナイ】カルナタカ州議会議員も務める鉄鉱石輸出業者のJanardan Reddy氏は、カルナタカ州のSriramulu観光部長や他のパートナーと共同でアンドラプラデシュ州Kadapa県Ambavarm村に4万クロー(US$95.24億)を投じ年産1000万トンの鉄鋼プラントを建設することを計画、今月21日にアンドラプラデシュ州政府と関係覚書を交換する見通しだ。 ビジネス・スタンダードが5月9日伝えたところによると、カルナタカ州Bellary県を拠点に鉄鉱石の採掘や供給を手掛けるReddy氏が、大規模な製鉄事業に乗り出す方針を決めたのは、中央政府が製鉄業者にのみ鉄鉱山のリース権を認める動きを見せているため。 アンドラプラデシュ州政府筋によると、プロモーターらは当面4000クロー(US$9.524億)を投じて年産200万トンの鉄鋼プラントを建設、長期的に年産1000万トンにまで拡張する計画だ。州政府はAmbavaram村の8000エーカーの政府所有地を同プロジェクトに提供する計画で、覚書の詳細を詰めている。 Bellary地区に1億トン以上の鉄鉱石資源を保持し、Anantapur地区にも複数の鉱山を所有するJanardan Reddy氏の企業はJSWがカルナタカ州に設けた鉄鋼プラントに鉄鉱石を供給するとともに、中国方面にも鉄鉱石を輸出している。 プロモーターらがカルナタカ州との境界に位置し、鉄鉱石資源も存在するAnantapurを製鉄所の建設地に選んだ理由の1つは、プロジェクトに必要な水の供給が得られること。その実、カルナタカ州Bellaryの鉄鉱山地帯以外の地でこうした大規模な鉄鋼プロジェクトを進めざるを得ないのは、同地区では水の供給が確保できないため。鉄鉱石輸出業者が常時利用しているKrishnapatnam-Obulavari palem鉄道に近いことももう1つの理由とされる。野党陣営はまた、Y S Rajasekhara Reddy首席大臣の子息がプロモーターに加わっていることを理由に掲げるが、プロモーターらはそのような事実を否定したと言う。