1995-11-16 ◆<馬>米企業HTH、PLIバッテリー工場等計画 【クチン】米国拠点のハイ・テクノロジー・インダストリーLtd(HTH)はクンプラン・ガスリーBhdと合弁で、来年マレーシアに充電可能なPLI(プラスチック・リチウム・イオン)バッテリー、バッテリー部品、エレクトリック・ドライブ・システムを製造する3工場を建設する計画だ。 HTHのジョーゼフ・プロクター会長が14日語ったところによれば、3工場の建設コストは約8000万米ドル、サラワク州、パハン州、シャー・アラムが工場候補地として検討されており、来月中に建設地が決定される。マレーシアにおける最初のプロジェクトとしてプロトン・ウィラに“パンサー60KW AC エレクトロニク・ドライブ・システム”を納入しているHTHは、マレーシア、シンガポール、タイ、インド、中国におけるPLIバッテリーの独占製造権を有する。米国ベル社の研究開発機関ベルコアーにより開発されたPLIバッテリーはニッケル乾電池やニッケル・カドニウム電池よりもパワフルで、公害の恐れもなく、セル式電話、ラップトップPC(パソコン)、パワー・ツール、医療機器、電気自動車等、幅広い用途に利用できる。同バッテリーの電話やPCの電源としての耐用期間は8年、自動車用としても1回の充電による走行距離は500キロ、3000回の充電が可能だ。製造コストも鉛酸蓄電池を15%上回るに過ぎない。 計画されているPLIバッテリー工場は年間セル式電話/携帯PC用電池1000万ユニットの製造が可能で、年商12億Mドルが見込める。PLIバッテリー部品工場はマレーシア国内及び海外のPLIバッテリー工場に部品を供給、初年度に8600万Mドル、その後1億8000万Mドルの売上達成が目指される。またエレクトロニク・ドライブ・システム工場は初年度に2万5000ユニット、2億54000万Mドル、2年目に10万ユニット、10億2000万Mドルの売上が見込まれている。(STAR:11/15)