2007-06-06 ◆TVS、女性用二輪車アクセサリーに注力 【ムンバイ】南部ベースの二輪車メーカー、TVS Motor Company(TVSMC)は勤労女性が増加する中、女性用にデザインされた二輪車アクセサリーを揃え潜在的女性バイヤーの開拓に本腰を入れる。 ビジネス・スタンダードが6月4日報じたところによると、TVSMCのS Srinivas氏(TVS Scooty担当GM補佐)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとこの種のアクセサリーには、グラブ、スカーフ、Tシャツ、キー・チェーン、ハンドバッグ、シートカバー、リモート・ロック等、車両と乗り手双方のものが含まれる。 これまでの二輪車アクセサリーは男性ライダーを想定してデザインされたもので、女性ライダーも男性用アクセサリーの使用を強いられて来た。TVSMCはこうした状況を転換、女性を正当なライダーとして認知する。女性の二輪車に対する願望は二輪車の概念を超えており、カスタマイズも検討する。 TVS Scooty用アクセサリーの開発を手掛けているMunch Design WorkshopのKarunesh Vora重役(CEO)によると、女性ライダーが益々増加する中で、女性用の製品開発は避けて通れなくなった。例えば女性ライダーは日焼けを防ぐために、長手袋を使用するが、手袋をしている時は腕時計を見ることができない。そこで同社は長手袋をして走行中であっても腕時計を見ることができるデザインを開発したと言う。 一方、スクーター“Pleasure”を販売しているHero Hondaは昨年女性専門のショールーム“Just4her”をオープンするとともに、『Lady Riders Club』を組織した。Hero Hondaは20タウンにJust4her21店を設け、女性のスーパーバイザーやエグゼクティブを配し、24時間のピックアップ・サービスや緊急サービスを提供している。 ユーザー・コミュニティーを形成する努力の一環として『Scootygals.com』を立ち上げたTVSは、同サイトを通じてアクセサリーを販売することも検討している。TVSは女性バイヤー専用のフランチャイズ店の展開を目指し、この方面の小売ノーハウや経験の収拾を図っているようだ。 Srinivas氏によると、二輪車のディラー・モデルもやはり男性顧客を想定したものだが、TVSMCは主要店舗に女性顧客用のScootyコーナーを設け、一味違った小売サービスを提供する計画だ。 現在インドでは年間700万台の二輪車が販売されているが、女性バイヤーは30万人ほどに過ぎない。しかし5年内に同数字は5倍の150万人に拡大する見通しと言う。