2007-06-06 ◆TVメーカー、スリムCRTに照準 【コルカタ】従来のCRT(cathode ray picture tube)テレビジョンの人気が再び盛り返し、テレビジョン・メーカーは急成長するスリムCRT TVに照準を合わせている。 エコノミック・タイムズが6月4日報じたところによると、ブラウン管(CRT)には古い順にcurved/flat/slimの3タイプが有り、消費者の関心は過去8年間にcurvedからflatに急速にシフトした。しかし1年ほど前にお目見えした最新のスリムCRTの人気がここに来て急速に高まっている。スリムCRTを装備したテレビジョンは高額なLCDテレビジョンに酷似しているため、製造業者はこの種の製品をアスピレーション品目と見なしている。今日典型的な21インチのフラットTVの価格は9000ルピー、スリムは1万2000ルピー、LCDは2万1000ルピーとなっている。 他社に先駆けスリムCRTテレビジョンをインドに紹介したLG/Samsung/Haier等は、目下、急成長の恩恵を享受している。スリムCRTは2006年を通じて約10万ユニットほど販売され、向こう2年間にCTV市場全体の10%のシェアを占めるものと予想されている。今年の販売量は40万ユニットに達する見通しだ。 Samsung IndiaのRavinder Zutshi重役(副MD補)によると、スリムCRTテレビジョンはマス・マーケットの牽引役を務めるものと見られ、今年はCTV市場の50%のシェアを占めるものと予想される。 Haier IndiaのPranay Dhabhai取締役は「従来のCRTとスリムの価格差は一層縮まり、売上げの伸びが加速されるものと見られる。Diwaliの祝日前に一連のスリム新製品を紹介する」と語った。 法人コンサルタントのK S Raman氏は、「価格差が縮まるのに伴いスリムがフラットのシェアを浸食する」と予想した。しかし目下のところカーブドからフラットへのシフトの方が、フラットからスリムへのシフトを依然として大きく上回っている。 LG Electronics IndiaのSandeep Tiwari営業主任は「挑戦はCRTからLCDへの次の段階のシフトとスリム製品の成長速度」と指摘した。